パイロット
免許の取り方
ワーキングホリデー
体験記を基に紹介
大学留学
留学体験記
海外生活
職探し、家探し、車の買い方
パース
西オーストラリア、パース
永住権
永住権取得体験記
メール
お問い合わせはこちらまで
リンクとサイトマップ
見たいページへ直行

ワーキングホリデー

ワーキングホリデーとは、18歳から30歳までの休暇を前提とした旅行者が、その休暇を有意義なものにする為に、決められた条件の元で働く事のできる制度です。オーストラリアでは18歳から30歳までの未婚で、子供がいないことが条件となっています。条件等、変更があることがありますので、詳しくは、オーストラリア大使館のホームページ、http://www.australia.or.jpをごらん下さい。
このページでは、自分の経験したワーキングホリデーをもとに、オーストラリアのワーキングホリデーとオーストラリアの町について紹介します。
ほとんどの情報は1998年頃の話なので今は変わっているかもしれません。

旅行記 
アデレード→パース(車)パース→ダーウィン(自転車)ダーウィン→ケアンズ(ヒッチハイク)ケアンズ→パース(バイク) 

アデレード
旅は、南オーストラリア州のアデレードと言う街から始まった。アデレードは学生時代に住んでいて、物価も安く、交通の便も良く、観光客も日本人も他の都市と比べて少なく、遊ぶ所も結構あって住みやすい町だった。ただ、始めてアデレードに着いた時は何もない所だと思った。ビーチへ行ってみても海の色は茶色だし、サーフィンをできるような波もなくて最悪だと思ったけど、長い間住んで探索したらサーフィンのできる海もあるし、夏になればあの茶色の海が嘘のように青く透き通る。そしてなんと言ってもアデレードのめだまは夜景だ。山から見下ろす街の夜景は宝石をちりばめたようにちらちら輝きます。高い建物があまりないので、平らに街一面がちらちらと輝いている。この夜景だけは何度みても飽きることはないだろう。

学生時代には、いろいろとこの街にお世話になった。初めてスノボーを始めたのも雪の降らないこの町での室内スキー場だった。初めてピザの配達のバイトをしたのも、初めててイカ釣りやカニ獲りをしたのも、初めてUFOらしき飛行物体を見たのもこの町だった。


アデレードのモール

アデレードのトラム

釣り上げられたイカ

アウターハーバー、イカとみきさん

夜景の見れるポイントとして、ウィンディーズポイントという有名な所があります。そこからでも十分綺麗に見ることができますが、木に邪魔されてしまいます。そこで、もうちょっと山を登ってMT, LOFTYという所までいくと、目の前一面が夜景です。しかし、そこまでの道がわかりにくいかもしれないので地元の人に聞いてから行きましょう。 Cleland Wildlife Parkのほうです。道の名前を忘れてしまいましたが、たしか、Greenなんとかロード(ウィンディーズポイント行くのと同じ道)をひたすらまっすぐ(途中で右に曲がった気もするが、分かれ道にMt.Loftyの看板が出ているはずなので、看板に従って、Mt.Lofty方向へ)行って山をのぼりながらくねくねとMt. Loftyの看板に従って登っていきます。そろそろ頂上あたりかな?というところでT字路にぶつかります。T字路を左にいくとすぐにラジオ局かなんかの駐車場で、そこに車を泊とめ、建物に向かって右側から建物をまわり中庭のようなところに出ると目の前一面が宝石箱です。

カンガルー島

旅と言う旅を始める前に友達の車をフェリーに乗せ、幹(みき)さん、せっさん、りえちゃんと4人でアデレードの下にあるカンガルーアイランドへ行った。そこには、野生のカンガルーやコアラ、エミュー(ダチョウ系の鳥)、ハリモグラ、ポッサム、ヤギ、アシカなどがいる島で、長さ150キロある、結構大きな島だ。使用した車は、ミキさんの車で、ちょっと前にぶつけられて後ろが大きくへこんでいる。そんなオンボロカーをフェリーに乗せてやってきました。島は舗装されていない道が多く、カーブでは良くすべる。パンクもした。野生の動物がたくさんいるけど、かなり人間になれている。写真を撮っていると、なにやら後ろでカサカサしてると思ったら、後ろのポケットに入れておいた島の案内をカンガルーが勝手に取り出して食っている。それくらい人間になれています。さすがにコアラとかハリモグラとかは自分から寄ってこないけど、アシカもかなり慣れているみたいだった。動物の他にも見所はたくさんあります。行ってみてのお楽しみ。夜はバーベキューをして、テントを張ってキャンプした(ほんとうは勝手にそこらへんでキャンプしてはいけません。朝になってからそういう注意書きのある看板をみつけた)。朝になると車のガラスのいたるところにポッサムの足跡がついていました。

次の日は、カヤックをやることにした。カヤックをレンタルしているところに行ったら、おばさんがちょうど出かけるところで、おばさんは、まったくの素人のうちらにちょっとだけお手本をみせて、「おわったらここに置いといて」と言って、さっさと出かけてしまった。ちゃんと事故起こしても責任はおわせませんという誓約書にサインさせられたけど。みんなで川を上って初めてのカヤックを楽しんだ。そして、川を下って帰ろうとしている時にいきなり大雨がふってきた。みんなずぶ濡れ。濡れたまま車に乗って、フェリー乗り場に向かった。帰りはフェリーの操縦席に入れてもらって、船長さんに船の操縦の仕方をいろいろと教わった。船乗りもいいなと思った。けど、酔いそう。

アデレードでは、ほとんどミキさん(ミキ イサジ 男性)の寮のひと部屋のスペースの床に寝袋を敷いて1ヶ月以上も住みついていた。みきさんも迷惑だったに違いない。そして、みきさんが学校に行っているときはみきさんの車を使わせてもらったりと、まるで自分の部屋、自分の家状態。勝手にテレビの下の扉にしまってある日本酒を飲んだり、寝てるときにインターネットしたり、ファミコンしたりと、迷惑かけたにちがいない。でも文句も言わずに居座らせてくれる友達がいるのっていいことだね。大物になったらちゃんとこの借りは返そう。寮の管理人にもばれてなかったみたい。夜中の3時ごろ寝て昼の12時ごろ起きるような生活だった。

ある冬の夜、雨の降る日に突然みきさんが泳ぎに行こうと言い、洋服着たまま、靴を履いたままで暗闇の中の冬の海に突っ込んで行った事もあった。そして、雨の中、車の窓をあけて寒くないとう事をアピールしながら帰ったら、信号で隣に止まった車の人達に「LOOK AT THAT」と言われながら笑われた。そんな馬鹿なことばかりの楽しい毎日だった。
みきさんがたこ焼きプレートを買って、冷凍えびを入れて作ったたこ焼きもなかなかいけた。

前に、みきさんから自転車で旅している人の話を聞いた。じゃあ、おれは歩きかな。と思い、ちょっと本気で考えた。荷物が重過ぎる事にすぐに気づいてよかった。とりあえず、パースまでは車で行くことにした。街中のバックパッカーズ(以下バッパーと記載)をまわり、一緒にガソリン代を割り勘してパースまで行く人募集のチラシを見て周り、イスラエル人の女の子2人と、イギリス人の男と4人でパースまで行くことになった。出発前日は、みきさんのとっておきの日本酒をあつかんにしてふたりで飲み干した。

旅と言う旅が始まるのはこれからです。
アデレード→パース(車)パースパース→ダーウィン(自転車)ダーウィン→ケアンズ(ヒッチハイク)|ケアンズ→パース(バイク) 

パースの紹介

Copyright(C)Since 1999 株式会社ベイン Vane Co. Ltd. All Rights Reserved.